クラリネットの買取相場は?高く売るためのポイントや売るときの注意点も解説

楽器を買い換える際や触る機会が減った際に、買取を検討する人は多いのではないでしょうか?

「買取に出す際には、より高く買い取ってもらいたい」
「思い出の品だから安心できる業者に買い取ってもらいたい」

と考える一方で、業者選びの方法や買取査定が適切なのかどうかわからない…といった不安があるかと思います。

本記事では、管楽器専門店として20年の実績を持つ服部管楽器が、クラリネットの買取相場や高価買取のポイント、売却時の注意点まで詳しく解説します。

買取側のプロ視点でアドバイスを記載していますので、クラリネットの売却をお考えの方はぜひ参考にしてください。

本記事でわかること
  • クラリネットのメーカー別買取相場
  • 服部管楽器の買取実績
  • クラリネットを高価買取してもらうためのポイントや注意点

クラリネットの買取なら服部管楽器へ

クラリネットの買取相場

クラリネットの買取相場は、メーカーや機種、楽器の状態によって大きな価格差があります。

プロ用の高級機種は状態が良ければ数十万円での取引が一般的であり、学生用モデルでも数万円台での買取が期待できます。

本章では、メーカー別の具体的な買取価格帯を見ていきましょう。

メーカーごとの買取相場

メーカー学生用モデル中級機上級機・プロ用
Buffet Crampon1〜5万円5〜30万円20~60万円
B12,E11R13,RCPrestige, TOSCA
Yamaha1〜5万円5〜10万円10~20万円
YCL-255YCL-853ⅡYCL-SEVmaster
Selmer1〜3万円10〜15万円20~40万円
BUNDYProloguePrivilege

※状態や年式、付属品の有無により価格は変動します 
※特に上級機は、状態が良好な場合、表示価格以上での取引も可能です
※買取時期や市場の需給状況により、実際の買取価格は変動する場合があります

クラリネットの主要メーカーとしては以下の3つが挙げられます。

  • Buffet Crampon(ビュッフェ・クランポン)
  • Yamaha(ヤマハ)
  • Selmer(セルマー)

中でもBuffet Crampon(ビュッフェ・クランポン)は、プロフェッショナルからの信頼が厚く、高値での取引が期待できます。TOSCAやFestival、Prestigeなどの上級モデルは、状態が良好であれば30万円以上での買取も可能です。

Yamaha(ヤマハ)のYCL-650やYCL-853Ⅱは、中古市場でも安定した需要があり、良好な状態であれば5万円から10万円で取引されることが多いです。

Selmer(セルマー)は、フランスの伝統ある管楽器メーカーとして知られ、特にPrivilegeシリーズは演奏性の高さから多くのプロ奏者に選ばれています。プロフェッショナル向けモデルとして高い評価を得ており、特に「Privilege」のような上級機種かつ状態が良好であれば20万円から40万円程度での取引が期待できます。

服部管楽器の買取実績

服部管楽器は、岡山・東大阪・東京の3店舗を展開する管楽器専門店です。

20年以上の歴史の中で、楽器の買取はもちろん、修理やメンテナンス、販売において豊富な実績を積み重ねてきました。多くのお客様からご好評をいただいている背景には、楽器の状態を正確に見極める技術力と、適正価格での買取を実現する信頼性があります。

長年の経験で培った専門知識を活かし、一般買取店では評価しきれない楽器の価値も的確に判断しています。特に状態の良好な楽器は、市場相場を上回る査定額での買取も可能です。

クラリネットの買取においても、学生用の入門機からプロ奏者が使用する高級機種まで幅広い買取実績があります。古くなってしまった楽器やマウスピース1つでも買取が可能です。

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クラリネットの買取なら服部管楽器へ

クラリネットを高く売るためのポイント3つ

クラリネットを高価買取してもらうために、大きく3つのポイントを抑えておきましょう。

  • 汚れや傷を確認する
  • 付属品やケースを揃える
  • 複数業者に査定を依頼する

具体的に解説します。

汚れや傷を確認する

クラリネット本体の状態は、査定価格に大きく影響します。買取に出す前に、金属部分の変色や酸化による黒ずみ、頭部管やジョイント部分の傷や凹みなど、楽器全体の状態を確認しましょう。

汚れや傷を見つけ、できる範囲でケアを行うことで、より良い査定額が期待できます。

金属部分は専用クロスでの軽い磨き上げ、本体内部は柔らかい布での丁寧な拭き取りなど、基本的なお手入れで構いません。キイ部分は繊細な構造のため、強い力をかけずに優しく拭き上げるようにしましょう。

汚れや傷を減らすためにも、日頃からのメンテナンスは非常に重要です。メンテナンス不足による音の出にくさや金属部分のサビは、楽器の価値を大きく下げる原因となります。

中でも、頭部管やジョイント部分は組み立てや分解時に傷がつきやすいため、適切な取り扱いと定期的な手入れで状態を保つことが高い査定価格につながります。

付属品やケースを揃える

本体だけでなく付属品の有無も査定価格に大きな影響を与えます。

クラリネットの標準的な付属品は、純正ハードケース、掃除用具、リガチャー、マウスピース、ケースカバーなどが挙げられます。

特にマウスピースは、単体でも価値があるため、紛失しないよう注意が必要です。

また、購入時の保証書や取扱説明書なども重要な付属品です。保証書や取り扱い説明書は、楽器の製造年や正規品であることを証明する重要な資料となり、査定額アップにつながります。

複数業者に査定を依頼する

楽器の買取価格は業者によって異なるため、複数の業者に査定を依頼すると適正な買取価格がわかります。中でも楽器専門の買取業者は、リサイクルショップと比べて楽器への知識が豊富なため、適正価格での買取が期待できます。

さらに、楽器買取店の中でも自社で修理やメンテナンスが可能な業者への依頼がおすすめです。

通常、修理やメンテナンスは外部業者への委託が必要となりますが、自社対応が可能な業者であればそのコストを抑制でき、結果として高い買取価格を提示する傾向にあります。近年では査定料が無料となっている業者が一般的で、LINEやWebでの簡易査定も普及しています。

手軽に複数の見積もりを取得できる環境が整っているため、まずは気軽に査定に出してみることをおすすめします。

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クラリネットを買取に出すときの注意点

クラリネットの売却を検討する際には、3つの注意点があります。適切な準備と対応でスムーズな買取を実現させましょう。

  • 汚れや傷は素直に申告する
  • 安心できる業者に依頼する
  • 配送する場合は梱包もすべき

具体的に解説します。

汚れや傷は素直に申告する

事前査定時には、楽器の状態を正確に伝えることが重要です。特にLINE査定やWeb査定など、店舗に直接持ち込まない場合は、汚れや傷の状態を適切に申告しましょう。

業者が傷や汚れ、故障の状態を事前に把握できないと、適切な査定金額を算出できません。その結果、実際の買取金額が事前の見積もりよりも低くなる可能性があります。

気になる部分は事前申告することで、スムーズな取引が実現します。日頃のメンテナンス状況や修理歴なども含め、楽器の状態を正確に伝えることで、適正な査定につながります。

安心できる業者に依頼する

信頼できる買取店を選ぶためには、実績や評判、対応の丁寧さなどを踏まえた総合的な判断が不可欠です。

買取業者のホームページをチェックし、古物商許可証の有無や会社情報の透明性、アフターサービスの充実度などを確認しておきましょう。

また、一般のリサイクルショップで楽器を売却する場合、適切な価値評価が難しく、実際の価値を下回る査定額となるリスクがあります。

楽器のみの買取を希望するのであれば、経験豊富なスタッフが在籍し、本来の価値を適切に見極められる楽器専門の買取業者に依頼することがおすすめです。

さらに、問い合わせ時の説明の分かりやすさや、対応の丁寧さも、信頼できる業者を見極めるポイントとなります。

大切な楽器だからこそ、安心して売却できる業者を丁寧に選定しましょう。

配送する場合は梱包もすべき

クラリネットの買取方法には、店頭買取、出張買取、宅配買取の3つの選択肢があります。宅配買取を選択する場合は、配送中の破損を防ぐための適切な梱包が不可欠です。

楽器本体は専用ケースに収納し、ケースごと厚手のダンボールで包装します。ケースと外箱の間には緩衝材を十分に入れ、配送時の衝撃から楽器を守ります。

特に分解時に取り外した各パーツ類は、ケース内の専用の収納場所にしっかりと固定することが重要です。買取専門店によっては、専用の梱包キットを提供するケースもありますので、事前に確認しておくと安心です。

また、配送時の破損や紛失を不安に感じる場合は、スタッフが直接訪問する出張買取の活用を検討すると良いでしょう。

クラリネットの買取でよくある質問

クラリネットの買取に関して、お客様からよく寄せられる質問にお答えします。

  • 査定から買取りまでにかかる時間は?
  • 入金までの流れ
  • 必要書類は?

具体的に見ていきましょう。

査定から買取までにかかる時間は?

買取方法査定時間買取完了まで備考
店頭買取15〜30分最短即日査定完了後、即時買取が可能です
出張買取30〜60分最短即日当日中に現金での支払いが可能です
WEB査定24時間以内3〜7日写真による簡易査定後、宅配買取へ移行
宅配買取1〜2営業日4〜10日楽器到着後の査定となります

査定から買取完了までの所要時間は、選択する買取方法により異なります。

店頭買取であれば、最短で即日での対応が可能であり、楽器の状態確認から価格提示、契約締結まで、通常30分から1時間程度で完了します。

出張買取も同様に、査定員が自宅に訪問し、その場で手続きを完了させることが可能です。

一方、宅配買取の場合は、配送時間を含めて4〜10日程度を見込む必要があります。Web査定は24時間以内に結果が通知され、その後に本査定へと進みます。

入金までの流れ

  1. 査定依頼
  2. 買取店選定
  3. 買取に出す
  4. 買取成立
  5. 入金

1. 査定依頼
最初にクラリネットの基本情報(メーカー名、型番、素材など)をまとめ、複数の買取店へ査定を依頼します。写真での事前査定を利用すれば、手軽におおよその買取額がわかります。

2. 買取店選定
買取実績、専門性、お客様の評価などを確認し、信頼できる買取店を選びます。査定額の他、買取方法や接客対応の質も、選ぶ際の重要なポイントです。

3. 買取に出す
店頭買取、出張買取、宅配買取の中から最適な方法を選びます。

宅配買取を選んだ場合は、楽器を破損から守るため、丁寧な梱包が必要です。付属品や証明書類も忘れずに準備しておきましょう。

4. 買取成立
買取金額に納得いただけましたら、身分証明書などの必要書類を提示し、契約を締結します。

5. 入金
基本的に現金でのお支払いか、銀行振込から選択が可能です。宅配買取の場合のみ、現金払いには対応しておらず、買取承諾後1〜3営業日以内に指定の口座へ振込みをする形式となります。

必要書類は?

買取時に必要な書類は以下の通りです。

【必須書類】
■本人確認書類(以下のいずれか)

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 振込先の口座情報(宅配買取の場合)
  • 保護者の同意書(未成年の場合)

【あると望ましい書類】

  • 楽器の保証書
  • 購入証明書

本人確認書類は、古物営業法に基づく必須書類となります。

また、宅配買取を選択した場合は、査定完了後の代金振込に必要な口座情報も必要です。未成年者の方は、保護者の同意書がないと取引ができませんので、事前に準備をしておきましょう。

保証書や購入証明書などは必須ではありませんが、スムーズな取引や高価査定にもつながるため、保有している場合は一緒に提示してください。

クラリネットを売るなら服部管楽器にご相談ください

クラリネットをなるべく高価で買い取ってもらうためには、日頃からメンテナンスを行う、複数の業者に査定してもらうことが重要です。

クラリネットの買取に悩む方はお気軽に服部管楽器にご相談ください。

クラリネットの買取なら服部管楽器へ

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