“また楽しく吹きたくなる”5つの小さなきっかけ
「好きで始めたはずなのに、最近なんだか楽器に向き合うのがちょっとおっくう…」
そんな風に感じること、ありませんか?
練習が続かなかったり、本番を終えてもなんとなく達成感がなかったり。
毎週のリハーサルに向かう足取りが、いつの間にか重くなっている――。
でもそれは、音楽と丁寧に向き合ってきたからこそ出てくる、ごく自然な気持ちです。
今回は、そんな時にそっと気持ちが軽くなる、
“また楽しく吹きたくなる”ための小さな工夫を5つご紹介します。
1. 練習道具に「好き」をひとつ足す

練習時間そのものを少しでも楽しくするために、まずは身の回りから。
お気に入りの譜面台やチューナー、楽譜ファイルを使うだけでも、気分が変わります。
たとえば、天然石を使ったカスタムパーツなど、
手元に好きな色や素材を加えることで、
練習がちょっとした“楽しみの時間”に変わることもあります。
2. 指先に小さな変化を


長く使い続けているパーツを、思い切って変えてみるのもひとつの方法。
ピストンボタンやサムレストなど、演奏中に自然と触れる部分だからこそ、
手触りや見た目の変化が気分転換になります。
「いつもとちょっと違う」感覚が、
演奏に新しい風を吹き込んでくれるかもしれません。
3. 「誰かに聴いてもらう日」をつくる

大きな舞台でなくても、誰かに聴いてもらう予定があると、
練習にも自然と目的が生まれます。
家族に1曲披露してみたり、SNSにワンフレーズ投稿してみたり。
そんなときに、楽器の見た目を少しだけ変えてみるのも気分転換に◎。
手元の小さな変化が、写真や動画に彩りを加えてくれます。
4. 好きな演奏を“聴く時間”をつくってみる

自分の好きな奏者や思い出の曲を聴いてみるだけで、
「また吹きたいな」と思えることがあります。
気持ちが乗らない日は、あえて“吹く人”ではなく“聴く人”になってみる。
そんな静かな時間も、音楽と長く付き合っていくうえで、とても大切なのかもしれません。
5. “ご褒美”を先に決めてみる
上達を目指すのも素敵ですが、
「がんばったら〇〇を買おう」と決めておくと、
日々の練習が前向きになります。
ご褒美は、自分がうれしくなるものであればなんでもOK。
お気に入りのパーツや小物を、
そんな“ご褒美のモチベーション”にするのもひとつの工夫です。
また楽しく吹けるようになる、その日のために

「ちょっと疲れたな」と感じるときほど、
自分を責めずに、やさしく気持ちを切り替えるきっかけが必要です。
大きな変化はなくても、
ほんの小さな工夫が、演奏の楽しさをそっと思い出させてくれることがあります。
楽器と過ごす時間が、また心から楽しいと思えるように。
あなたにとっての“ときめく瞬間”が、すぐそばにありますように。