クラリネットを組み立てようとしたらジョイント部分がスカスカになった。コルクが剥がれてしまった。そんなときの対処法と交換費用を解説します。

ジョイントコルクとは
クラリネットの管体はいくつかのパーツに分かれており、それらを繋ぐ継ぎ目(ジョイント)にコルクが巻かれています。このコルクが管の気密を保ち、正確な音程を維持する役割を果たしています。コルクが薄くなったり剥がれたりすると、息が漏れて音程が不安定になったり、パーツが固定できなくなります。
症状で見分ける
| 症状 | 原因と対処 |
|---|---|
| ジョイント部分がゆるくてパーツがずれる | コルクの摩耗 → コルク交換 |
| コルクが部分的に剥がれている | コルク剥がれ → コルク交換 |
| ジョイントが固くて入らない | グリス不足 → グリスを塗る(自分で可) |
| 音程が不安定・特定の音が出にくい | 気密漏れ → 専門店で確認 |
応急処置:コルクグリスを塗る
コルクが薄くなって緩くなった場合、コルクグリスを厚めに塗ることで一時的に隙間を埋めることができます。ただしこれはあくまでも応急処置です。根本的な解決のためにはコルクの交換が必要です。

修理費用の目安
| 修理項目 | 費用目安(税込) |
|---|---|
| ジョイントコルク交換 | ¥4,400〜 |
| バランスコルク交換 | ¥2,200〜 |
| タンポ交換 | ¥3,300〜 |
| 修理パック(全体調整、パーツ交換なし) | ¥13,200〜 |
| 修理パック(全パッド交換) | ¥55,000〜 |
楽器の状態によって変わります。見積もりは無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。
修理にかかる期間の目安
- ジョイントコルク交換のみ:当日〜数日
- 複数箇所の修理を同時に行う場合:1〜2週間程度
よくある質問
Q. コルクグリスを塗っても緩いです。どうすればいいですか?
A. コルク自体が薄くなっているためグリスでは対処できない状態です。コルクの交換が必要です。そのまま使うと演奏中にパーツがずれたり、音程が不安定になります。
Q. ジョイントコルク交換の費用はいくらですか?
A. ¥4,400〜が目安です。LINEで写真をお送りいただければ、無料で費用の目安をお伝えします。
Q. 修理にかかる期間はどのくらいですか?
A. コルク交換のみであれば当日〜数日で対応できます。他にも修理箇所がある場合は1〜2週間程度かかります。
Q. 郵送での修理依頼はできますか?
A. はい、対応しています。LINEで症状をお知らせいただければ梱包方法をご案内します。見積もりは無料です。
ジョイントコルクを長持ちさせるコツ
- 組み立て前にコルクグリスを薄く塗る:乾いたまま無理に差し込むとコルクが削れて寿命が縮みます。
- ねじ込むようにゆっくり組み立てる:まっすぐ強く押し込むとコルクに偏った力がかかります。キーを握り込まないよう持ち方にも注意してください。
- 演奏後は水分を拭き取る:水分がコルクに染みると膨張と収縮を繰り返し、剥がれやすくなります。
- グリスの塗りすぎに注意:余分なグリスがホコリを吸着し、かえって劣化を早めます。
コルク交換を依頼するタイミング
グリスを塗っても緩い、コルクが部分的に欠けている、組み立てのたびにパーツがぐらつく。こうなったら交換時期です。コルク交換は比較的安価で短期間で終わる修理ですので、気密が落ちた状態で吹き続けるより早めの交換をおすすめします。岡山市内はもちろん、倉敷・総社・津山など県内各地から持ち込み・郵送でご相談いただいています。
クラリネット修理のご相談は服部管楽器へ
服部管楽器は管楽器専門のリペアマンが在籍する修理店です。岡山・倉敷・総社・津山など近郊の方はお持ち込みいただけます。遠方の方は郵送でも対応しています。見積もりは無料です。


























