トランペットの買取相場は？高く売るためのポイントや売るときの注意点も解説

「大切に使ってきたからこそ高価査定を期待したい」
「思い入れがあるからこそ安心できるところで売却したい」

楽器との別れを決意するとき、その価値を正しく査定してもらえるかどうかは売却時の重要なポイントです。

しかし、現在では多くの買取店が存在しており、どこの業者に買い取ってもらうべきかわからないという方も多いのではないでしょうか？

本記事では、プレイヤーの立場で楽器の価値を正確に見極められる管楽器専門店・服部管楽器が、トランペットの買取について詳しく解説します。

メーカー別の市場価値から、査定のポイント、売却時の準備まで、専門的な知見に基づいて詳しく説明しますのでぜひ売却時の参考にしてください。

トランペットの買取なら服部管楽器へ

トランペットの買取相場

トランペットの買取市場は、国内外の有名メーカーを中心に安定した需要が続いています。

特に吹奏楽やオーケストラでの使用頻度が高く、学生用モデルから演奏家向けの高級機まで、幅広い価格帯で取引が行われています。

買取価格は新品価格の20〜40%程度を目安に設定されており、製造年や使用状態、各メーカーの特性によって査定額が変動します。

メーカーごとの買取相場

メーカー	学生用モデル	中級機	上級機・プロ用
Bach（バック）	1〜3万円	2〜6万円	5～17万円
	TR300	TR600	Stradivarius 180
YAMAHA（ヤマハ）	1〜2万円	2〜5万円	4〜15万円
	YTR-2330	YTR-4335GII	YTR-8335
SCHILKE（シルキー）	─	7〜20万円	10～25万円
	─	B5	X3
S.E.SHIRES（シャイアーズ）	─	6〜15万円	20〜40万円
	─	Q Series	Doc Severinsen
B&S（ビーアンドエス）	─	─	6〜15万円
	─	─	Challenger

※状態や年式、付属品の有無により価格は変動します
※特に上級機は、状態が良好な場合、表示価格以上での取引も可能です 
※記載価格は相場の目安であり、実際の買取額は変動する場合があります

トランペットの主要メーカーには以下の5つのメーカーが挙げられます。

• Bach（バック）
• YAMAHA（ヤマハ）
• SCHILKE（シルキー）
• S.E.SHIRES（シャイアーズ）
• B&S（ビーアンドエス）

メーカー別の買取価格には、それぞれ独自の特徴があります。

Bach（バック）は、世界的に高い評価を受けているプロフェッショナル向けブランドです。特にStradivariusシリーズは、豊かな響きと優れた音程で知られ、中古市場でも高い需要を維持しています。

YAMAHA（ヤマハ）は、安定した品質と耐久性で定評があり、特にカスタムシリーズは、プロ奏者からの支持も厚く、中古市場での価値も安定しています。学生用モデルも演奏性が高く、買取需要は常に安定しています。

SCHILKE（シルキー）は、繊細な音色と高い演奏性で知られる高級ブランドです。製造数が限られていることもあり、状態の良い個体は高額での取引が期待できます。

S.E.SHIRES（シャイアーズ）は、卓越した音色と演奏性を持つアメリカの新進ブランドです。ハンドメイドによる丁寧な製造と、モダンな音色設計が特徴で、近年、買取需要が増加傾向にあります。

B&S（ビーアンドエス）は、ドイツの伝統的な製法を継承するブランドです。豊かな音量と温かみのある音色が特長で、オーケストラでの使用に適しており、プロフェッショナル向けモデルは高い査定額を期待できます。

服部管楽器の買取実績

服部管楽器は岡山・東大阪・西巣鴨に展開する管楽器専門店として、トランペットの買取においても豊富な実績を誇ります。

主要メーカーから珍しいメーカーまで査定経験が豊富であり、専門的な知識を活かした適切な価格査定を実現しています。

学生向けの入門機からプロ奏者が愛用する高級モデルまで幅広く対応し、マウスピースなどの付属品の単品買取も承っています。

長年査定してきた実績から、お客様にご満足いただけるように適切な査定を心がけています。服部管楽器では、自社で修理工場を持っており、修理やメンテナンスが必要な状態であっても、高価で買い取ることができます。

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トランペットを高く売るためのポイント3つ

トランペットを高価買取するためには以下の3つのポイントを抑えておきましょう。

• 日頃からメンテナンスをしっかり行う
• 付属品やケースを揃える
• 複数業者に査定を依頼する

具体的に解説します。

日頃からメンテナンスをしっかり行う

トランペットの査定額を大きく左右するのが、日頃のメンテナンスです。

特にバルブは繊細な作りのため、定期的なケアが欠かせません。演奏後は必ずバルブオイルを適量注油し、管の中に溜まった水分をしっかり抜き取ることが重要です。

また、マウスピース接続部分は唾液による腐食が起こりやすいため、使用後の清掃と乾燥を心がけましょう。

ベル部分やマウスピース差込口は傷がつきやすい箇所であるため、演奏時以外はケースでの保管を徹底しましょう。

定期的な楽器内部のクリーニングも、査定額に大きく影響します。

付属品やケースを揃える

付属品の有無は買取価格を左右する重要な要素です。

トランペットの場合、純正マウスピースやケース、各お手入れ用品一式が揃っているかどうかで、査定額に大きな差が出ます。

具体的には、

• 純正マウスピース
• ハードケース
• バルブオイル
• スライドグリス
• クリーニングクロス

などが重要です。

また、購入時の保証書や取扱説明書なども査定額アップにつながります。

特にハードケースは楽器の保護に不可欠であり、状態の良いケースは高評価のポイントとなります。

複数業者に査定を依頼する

買取に出す際は複数業者に査定を依頼して、サービス内容や査定額を比較し、より良い条件の業者を選定しましょう。業者によって強化商品や専門性にも違いがあるため査定額にも違いが出る可能性があります。

また、査定スタッフの専門知識や経験値によっても評価が変わります。

楽器専門の買取店や、プロの演奏者が在籍している店舗では、トランペットの音色や吹奏感など、細かな状態まで見極めた査定が可能です。

近年はLINEやWebを通じた査定サービスが充実しており、画像や動画による非対面査定も一般的です。基本的に査定は無料であり、手軽に複数の査定額を比較検討できる環境が整っているため、積極的に活用することをおすすめします。

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トランペットを買取に出すときの注意点

トランペットの買取をスムーズに進めるために以下の3点に注意して買取に出しましょう。

• 事前にきれいにする
• 故障はないか確認する
• 安心できる業者に依頼する

具体的に解説します。

事前にきれいにする

買取査定の前には、トランペットの外観をクリーニングしておくことが重要です。

特にマウスピース周辺や管体の外側は、手垢や指紋が付きやすい箇所なので、柔らかい布で丁寧に磨き上げましょう。

内部については、無理な洗浄は避け、普段のお手入れ程度にとどめておくことがおすすめです。各バルブの動きを確認し、必要に応じてオイルを適量注油しておくと良いでしょう。

また、ケース内部の状態も査定の際のチェックポイントです。ケースの中に溜まったホコリや汚れを掃除機で吸い取り、内張りも軽く拭き上げておきましょう。

付属品も整理整頓し、清潔な状態で査定に出すことで、より高い評価につながります。

故障はないか確認する

買取に出す前には、トランペットの各部位を入念にチェックしましょう。

特に重要なのは、各バルブの動作確認です。スムーズに動くか、異音はないか、抵抗感は適切かなどをしっかりと確認します。

また、抜差管の緩みやガタつき、マウスピースの差込み具合、ベル部分の凹みなども要チェックポイントです。演奏時の音程の安定性や音色の変化にも注意を払い、気になる箇所があれば記録しておきましょう。

もし修理が必要な箇所が見つかった場合は、買取店に相談するか、事前に修理に出すことを検討します。状態によっては、修理費用を上回る査定額アップが期待できる場合もあります。

安心できる業者に依頼する

トランペットの買取は、一般の買取業者ではなく、楽器専門の買取業者への依頼をおすすめします。楽器専門の買取業者には、トランペットの構造や特性を熟知したスタッフが在籍しており、楽器本来の価値を適切に判断できます。

また、楽器への知見だけでなく、査定時の対応も重要なポイントです。

楽器の状態や不安な点について、専門的な知見から丁寧な説明ができるか、お客様の疑問に的確に答えられるかも、信頼性を測る指標となります。

口コミやレビューをチェックし、実際の査定依頼時の対応を見極めることで、より良い買取業者を見つけることができます。

トランペットの買取でよくある質問

トランペットの買取に関して、よくある質問をまとめました。

• 査定から買取までにかかる時間は？
• 入金までの流れ
• 必要書類は？

持ち物や買取までの流れを理解して、スムーズな取引を心がけましょう。

査定から買取までにかかる時間は？

買取方法	査定時間	買取完了まで	備考
店頭買取	15〜30分	最短即日	査定完了後、即時買取が可能です
出張買取	30〜60分	最短即日	当日中に現金での支払いが可能です
WEB査定	24時間以内	3〜7日	写真による簡易査定後、宅配買取へ移行
宅配買取	1〜2営業日	4〜10日	楽器到着後の査定となります

店頭買取や出張買取の場合

その場で査定を行い、提示した金額にご同意いただければ即日の買取が可能です。ただし、出張買取では依頼から査定までに日程調整が必要となるため、2〜3日ほどお時間をいただく場合があります。

宅配買取の場合

楽器を発送してから査定が完了するまでに3〜5日程度かかります。査定金額にご納得いただければ、その後、買取手続きを進めさせていただきます。

なお、これらの日数はあくまで目安であり、楽器の状態確認や価格交渉によっては、さらにお時間をいただく場合がございます。

入金までの流れ

1. 査定依頼
2. 買取店選定
3. 買取に出す
4. 買取成立
5. 入金

1. 査定依頼
   まずは複数の買取店に査定を依頼しましょう。店頭持込、出張査定、オンライン査定など、ご自身の状況に合った方法を選択できます。事前に楽器の状況をチェックしておき、気になる点があれば素直に申告することで、より正確な査定額がわかります。

2. 買取店選定
   複数の業者から得た査定結果を比較し、最も条件の良い業者を選定します。業者選定の際には、査定額だけでなく、スタッフの対応や店舗の実績なども踏まえ、安心できる業者を選定しましょう。

3. 買取に出す
   希望する買取方法で買取に出します。宅配買取の際は楽器に傷をつけないよう丁寧な梱包が必要です。また、必要書類の準備や、できる範囲でのクリーニングを行っておきます。

4. 買取成立
   査定額やサービス内容に納得したらそのまま買取手続きに進みます。契約内容はしっかりと確認し、疑問点や不安な点があれば契約前に済ませてから契約手続きに進みましょう。

5. 入金
   店頭買取・出張買取の場合は即日現金でのお支払いが可能です。宅配買取の場合は期日銀行振り込みとなるケースが一般的であり、買取成立から数日以内で入金されます。
6. 振り込み手数料は買取業者が負担することが一般的ですが、契約時に確認をしておくと安心です。

必要書類は？

本人確認書類（以下のいずれか）

• 運転免許証
• マイナンバーカード
• パスポート
• 住民基本台帳カード（顔写真付き）

未成年の場合の追加書類

• 保護者の同意書
• 保護者の身分証明書

楽器関連書類（査定額アップに繋がる可能性あり）

• 保証書
• 取扱説明書
• メンテナンス記録
• 購入時の領収書

一般的な買取では上記の書類にて手続きが可能です。

他にも用意すべきものがないか、契約前に業者に確認しておきましょう。

トランペットを売るなら服部管楽器にご相談ください

トランペットを高価買取するためには、日常的なケアと楽器専門店への複数査定が重要です。

トランペットの買取を検討中の方はぜひ服部管楽器にご相談ください！

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