フルート初心者必見!練習する上でおすすめのポイントや練習方法を徹底解説!

澄みわたるような音色が特徴のフルート。フルートを始めてみたい!と思う方は、多くいることでしょう。

本記事では、フルートを始めたばかりの方たちのために、初心者が練習する上でのポイントや練習方法、おすすめの課題曲を紹介します。

本記事でわかること
  • フルートの特徴
  • 初心者がフルートを練習する上で重要なポイント
  • 初心者におすすめな基礎練習
  • 初心者におすすめの課題曲

最後に、おすすめの音楽教室も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

フルートの特徴

フルートは、オーケストラで主旋律を担当することが多い木管楽器のひとつで、細長い管を横に構えて吹きます。特に、高音域で澄みわたるようなクリアな音色が特徴的で、優しく繊細なメロディラインの演奏に向いている楽器です。

フルートにはさまざまな種類があり、一般的にフルートと呼ばれているのは、コンサートフルートという種類です。

また、フルートは金属で作られることが多いですが、作られる素材によって音が異なります。そのため、購入する前に試しに演奏し、事前に確かめておくと良いでしょう。

初心者がフルートを練習する上で重要なポイント2つ

ここからは、初心者がフルートを練習する上で重要なポイントを2つ紹介します。今回紹介するポイントは、以下の通りです。

  • 適切なアンブシュアを見つける
  • 腹式呼吸を意識する

それぞれ、詳しく解説します。

適切なアンブシュアを見つける

アンブシュアとは、管楽器を演奏する際の口の形や、筋肉の使い方のことです。適切なアンブシュアを行うことで、安定した綺麗な音が鳴らせるようになります。

人それぞれ唇の形や大きさが異なるため、アンブシュアには正解はありません。そのため、練習をしていく中で、自分に適したアンブシュアを見つけることが必要です。

アンブシュアが適しているかの目安は上唇と下唇の隙間が安定していることですので、意識して練習すると良いでしょう。

腹式呼吸を意識する

フルートは、非常に多くの息を使う楽器のため、腹式呼吸を行うことが重要です。

腹式呼吸とは、横隔膜を大きく動かして息を吸い込み吐き出す呼吸法のことで、たくさん息を吸えます。腹式呼吸の練習方法は、以下の通りです。

  1. 姿勢を正して、おへその上に手を置きます。
  2. 鼻から4秒ほど時間をかけて息を吸い込み、おへそのあたりが膨らんでいることを確認します。
  3. 口をすぼめて、お腹の力を抜いて8秒ほど時間をかけて、息を吐きましょう。

腹式呼吸を使うことで、安定した音で演奏することが可能です。また、上半身の力を抜くことで、疲れづらくリラックスできるというメリットもあります。

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初心者におすすめな基礎練習

フルートをいち早く上達させるためには、基礎練習が不可欠です。

仕事や学校などで忙しい場合でも、毎日10分で良いので練習する時間を確保し、息をコントロールする感覚を掴むようにしましょう。初心者におすすめの基礎練習は、以下の3つです。

  • ロングトーン
  • タンギング
  • スケール練習

それぞれ、詳しく解説します。

ロングトーン

ロングトーンとは、同じ音を伸ばして吹く練習のことです。管楽器の王道の練習方法で、初心者は必ず行うべきです。ロングトーンは、アンブシュアや腹式呼吸、音色、音程、息の使い方などの基礎が集約されています。

どれだけ音を伸ばせるかが重要なわけではなく、正しいピッチで安定して音を鳴らし続けられるように練習することに意味があります。最初は難しいかもしれませんが、毎日10〜15分の練習を続けることで、安定した音を鳴らせるようになるでしょう。

タンギング

タンギングとは、舌を使って息を止めることで、音の長さを調整する技術です。ロングトーンと同じく管楽器では王道で、フルートを上達させるためには必須の練習方法です。
タンギングは、舌を歯の裏につける感覚で行うと良いでしょう。強くつくというよりは、つくスピードを意識することが重要です。唇で息を止める癖がついてしまうと、唇の負担が大きくなるため、舌を早く動かす練習が必要なのです。

スケール練習

フルートを上達させるためには、指が思い通りに動かせるかどうかも重要な要素です。力が入ってしまうと、滑らかに指を動かせません。そのため、不要な力を抜いてリラックスした状態で自由に動かすことが大切です。

また、キイを押さえつけるように持っていたり、左手の人差し指の付け根がぐらついていたりすると、スムーズな動きはできません。そのため、正しい持ち方で練習することも重要です。最初は、テンポを下げてゆっくり丁寧に練習すると良いでしょう。

初心者におすすめの課題曲

続いて、初心者におすすめの課題曲を紹介します。

1曲目は「『アルルの女』よりメヌエット」です。美しく旋律を演奏するためには、フルートで難しいテクニックのひとつである「音の跳躍」をマスターする必要があります。

口先だけで息のスピードを上げると、高い音だけが大きくなるため、音のバランスが悪くなってしまいます。口先だけでなく、タンギングの技術を使用することで、美しく演奏できるようになるでしょう。タンギングは初心者におすすめな練習方法のひとつなので、課題曲としておすすめです。

2曲目は「フルートとチェンバロのためのソナタ変ホ長調」です。バッハが作曲したソナタで、心を落ち着かせるようなフルートの名曲です。音域がそれほど高くないため、フルート初心者でも演奏しやすいことが特徴です。また、第2楽章の「シチリアーナ」は8分の6拍子でゆっくりとしたテンポのため、練習に適している曲と言えるでしょう。

3曲目は「牧神の午後への前奏曲」です。ドビュッシー初期の代表作のひとつです。さまざまな形で繰り返し出てくる冒頭のメロディを、大きなフレーズを感じて、小さな起伏をつけて演奏しましょう。たとえば、1拍目の長い音は前向きに、9拍目は少しずつ遅くするなど、単調にならないように演奏することがポイントです。

とらえどころがなく難しいと感じるかもしれませんが、美しい和音を感じながら、夢の中にいるような感覚で柔らかく演奏しましょう。

プロに直接見てもらうことで上達のスピードを上げよう

今回は、フルート初心者におすすめの練習方法や課題曲などを紹介しました。独学でフルートを練習することも良いですが、音楽教室に通って教えてもらうことも上達への近道です。ひとりひとり体格や癖は異なるため、適切な方法で演奏できているかどうかが、自分では気が付きにくいためです。

GIFT MUSIC SCHOOLでは、実際に活躍しているプロの音楽家が1on1でレッスンをします。プロが目の前で見本を見せながら教えてくれるため、何ができていて何ができていないのかが分かります。また、どのように改善していけば良いかを言葉で説明するため、圧倒的に上達スピードが上がるでしょう。

GIFT MUSIC SCHOOLでは、体験レッスンも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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