オーボエの買取相場は?高く売るためのポイントや売るときの注意点も解説

長年大切に使ってきたオーボエを手放すとき

「適正な価格で買い取ってもらえるだろうか」
「状態が良くないと査定額が下がってしまうのではないか」

と不安に感じることはありませんか?

また、どの買取業者に依頼すれば安心なのか迷われる方も多いのではないでしょうか。 

本記事では、管楽器の買取実績豊富な服部管楽器が、オーボエの買取相場や高く売るためのポイント、買取時の注意点について解説します。

オーボエの買取をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • メーカーやモデルごとのオーボエの買取相場
  • 服部管楽器のオーボエ買取実績
  • オーボエを高価買取してもらうためのポイントや注意点

オーボエの買取なら服部管楽器へ

目次

オーボエの買取相場

オーボエは木管楽器の中でも特に繊細で優美な音色を持ち、オーケストラや吹奏楽団において重要な役割を担っています。

2枚リードを使用する独特の構造を持ち、柔らかく表情豊かな音色で旋律を奏でる楽器として多くの音楽家に愛されています。

吹奏楽部やオーケストラで使われるオーボエは高価な楽器が多く、特に上級者向けモデルは新品で100万円を超えるものも珍しくありません。

そのため中古市場での需要も高く、状態の良いオーボエは高値で取引されています。特に近年は木管楽器の演奏者人口が安定しており、品質の良いオーボエへの買取需要は常に一定数存在します。

買取相場は一般的に新品価格の30〜60%程度が目安となりますが、人気メーカーの上級機種や状態の良い楽器は新品価格の70%近い査定額になることもあります。特に手工品や限定モデルはさらに高値がつきやすいです。

以下では、主要メーカー別の買取相場を具体的に紹介します。

メーカー別・グレード別の買取相場

メーカー学生用モデル中級機上級機・プロ用
LOREE(ロレー)5〜15万円15〜25万円25〜40万円
AK型RoyalRoyal Pro
MARIGAUX(マリゴ)5〜20万円10〜25万円10〜40万円
M22001901
BUFFET CRAMPON(ビュッフェ・クランポン)4〜10万円10〜20万円20〜30万円
ProdigePrestigeOrfeo
HOWARTH(ハワース)5〜15万円10〜25万円20〜35万円
S20CXLXM
YAMAHA(ヤマハ)2〜10万円2〜10万円4〜20万円
YOB-241YOB-432YOB-831

※上記価格はあくまで目安です。
※実際の買取価格は、使用状態や付属品の有無などにより変動します。

オーボエはメーカーによって音色の特徴や価格帯が異なります。オーボエの主要メーカーは以下の通りです

  • LOREE(ロレー)
  • MARIGAUX(マリゴ)
  • BUFFET・CRAMPON(ビュッフェ・クランポン)
  • HOWARTH(ハワース)
  • YAMAHA(ヤマハ)

買取を検討する際には、各メーカーの特性を理解しておきましょう。

ロレー(LOREE)はフランスを代表するオーボエメーカーで、世界のトッププレイヤーからの信頼が厚いブランドとして知られています。深みのある音色と安定感のある音程が特徴であり、中古市場でも需要が高く、買取価格も安定しています。特にRoyalシリーズは人気が高く、状態の良いものなら高価買取が期待できます。

マリゴ(MARIGAUX)はフランスの伝統的技術を継承するメーカーであり、ふくよかで柔らかい音色を生み出します。特に901モデルはプロフェッショナル向けの高級機種として定評があり、美しい木目と細部にまでこだわった加工技術により、長期保有後でも高値で取引される傾向にあります。

ビュッフェ・クランポン(BUFFET CRAMPON)はクラリネットで有名なメーカーですが、オーボエの製造においても高品質で定評があります。Prestigeモデルは中級者から上級者に人気があり、豊かな表現力とバランスの取れた音色が魅力です。買取市場でも安定した価格を維持しており、特に教育機関での使用実績も多く、需要が安定しています。

ハワース(HOWARTH)はイギリスの老舗メーカーとして、特に日本のオーケストラ奏者からも支持を集めています。XLやXMモデルは日本人の手に馴染むサイズ感と安定した音程、反応の良さが特徴です。適切なメンテナンスが行き届いていれば高価買取が見込めるでしょう。

ヤマハ(YAMAHA)は日本のメーカーとして品質管理が徹底されており、特に学生用から中級機までは安定した価格帯を保っています。YOB-831等の上級機種は音色の豊かさと耐久性から、国内外で高い評価を得ており、買取価格も比較的高めで安定しています。修理パーツの入手しやすさも魅力で、長く使用されてきた楽器でも状態次第では好条件での買取が期待できます。

服部管楽器のオーボエ買取実績

服部管楽器は管楽器専門店として、岡山・東大阪・西巣鴨の3店舗で幅広い楽器の買取に対応しています。初心者用の入門機からプロフェッショナルが演奏する高級機種まで、あらゆるグレードの楽器を適正価格で査定します。

オーボエは非常に繊細であり、状態によって査定額に大きな差が出やすい楽器です。そのため、高価買取をしてもらうためには、事前のメンテナンスが重要です。

当店では自社に修理部門を持つため、一般的な買取業者よりもメンテナンスコストを抑えることができるため高く買い取ることができます。

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オーボエを高く売るための3つのポイント

長年使用していたオーボエを少しでも高く買い取ってもらうためには、いくつかのポイントがあります。本章では、高価買取に繋がる3つのポイントを解説します。

  • 汚れや傷を確認する
  • 付属品やケースを揃える
  • 複数業者に査定を依頼する

具体的にみていきましょう。

汚れや傷を確認する

オーボエは、適切な手入れが買取価格に大きく影響します。木材の状態は特に重要で、乾燥による割れやヒビがないかを確認しておきましょう。また、キーの動作状態も買取査定の重要なポイントとなります。

状態を確認した後は、できる範囲でケアをしておくことがおすすめです。

ケア方法としては、柔らかい布でキーを優しく磨いて光沢を取り戻すのも1つ手段です。また、管体表面の汚れは湿らせた布で丁寧に拭き取り、内部の水分や汚れはスワブを通して除去しておくと良いでしょう。

ただし、素人による過度な分解やクリーニングは楽器を傷める可能性があるため、推奨しません。日常のメンテナンスとして行う「基本的な清掃」にとどめることをおすすめします。

付属品やケースを揃える

買取の際は、オーボエ本体だけでなく、付属品の有無も重要な査定ポイントです。

特にオリジナルケースは楽器本体の保護にも役立つため、価値が上がります。また、未使用のリードがあれば、オーボエ本体と一緒に付属品として持ち込みましょう。オーボエのリードはバリエーションがあり、好みにも個人差がありますが、付属リードがあれば次の使用者が使い勝手を確認しやすく、とても便利です。

他にも、購入証明書や保証書などの書類があれば、楽器の由来が明確になり信頼性が増します。特に高級機種の場合は、書類の有無も買取額に大きく影響を与えます。

複数業者に査定を依頼する

どの楽器もメーカーやモデルによって一般的な買取相場はあるものの、業者ごとに在庫状況や修理体制が異なるため、査定額に違いが出ることは少なくありません。

そのため、最初から買取業者を1社に絞るのではなく、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

現在はWebやLINEを通じた無料査定が一般的なので、手間をかけずに2〜3社の査定額を比較できます。各業者の査定結果とサービス内容を比較し、最も条件の良い業者を選択しましょう。

服部管楽器でも、LINE査定やWeb査定を実施していますので、ぜひお気軽にご活用ください。

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オーボエを買取に出すときの注意点

オーボエを買取に出す際には、スムーズな取引と適正な査定額を得るために、以下の3点に注意しましょう。

  • 汚れや傷は素直に申告する
  • 安心できる業者に依頼する
  • 配送する場合は梱包にも注意する

汚れや傷は素直に申告する

査定時には、オーボエの状態について正直に伝えることが非常に重要です。Web査定を行う際に、傷や破損を申告しなかった場合、正しい査定額を算出することができません。

また、他の買取業者と査定額を比較した際にも、正しい申告ができていなければ、結果的に相見積もりの金額も参考になりません。

オーボエの場合、キーの動作不良や緩み、木部のヒビや割れ、吹奏感の変化や音程の問題などを中心に確認し、気になる点があれば事前に伝えておくようにしましょう。

必要に応じて該当箇所の写真を撮って事前に送っておくなど、明確な申告が重要です。

 安心できる業者に依頼する

近年、楽器の買取業者が増加傾向にありますが、特にオーボエのような専門性の高い楽器は、適切な評価ができる業者を選ぶことが重要です。

適切な判断ができる業者であるかの判断は、以下3点の確認がおすすめです。

  • 口コミの評価が良好であるか
  • 専門知識を持つスタッフが在籍しているか
  • 公式サイトに明確な査定基準や買取実績が掲載されいているか

残念ながら、増え続ける業者の中には悪質な業者も存在します。悪質業者の場合、最初に高額査定を提示しておきながら、実際の買取時に様々な理由をつけて大幅に価格を下げるケースも見られます。

上記の項目を確認し、安心できる業者に依頼しましょう。

服部管楽器では、オンライン査定と実物査定の価格差を最小限に抑え、透明性の高い取引を心がけています。

配送する場合は梱包にも注意する

オーボエは繊細な木製楽器であるため、宅配買取を利用する場合は適切な梱包が欠かせません。

梱包の際はケース内でオーボエが動かないよう、クッション材で適切に固定することが基本です。ケースの周りに緩衝材を入れて衝撃から保護し、保険付きの配送方法を選択して万が一の破損に備えておきましょう。

また、オーボエは温度や湿度の変化に敏感なため、特に夏季や冬季の配送には注意が必要です。極端な温度環境を避け、可能であれば気候の穏やかな日を選んで発送することがおすすめです。

業者によっては独自の梱包資材を用意してくれるケースもあるので、梱包に不安を感じる場合は業者に相談をしてみるのも良いでしょう。

梱包に自信がない場合は、無理に宅配買取を選択せず、出張買取など業者に直接取りに来てもらう手段を選ぶと安心です。

オーボエ買取でよくある質問

オーボエの買取に関して、お客様からよくいただく質問とその回答をまとめました。

  • 査定から買取までにかかる時間
  • 入金までの流れと時期
  • 買取に必要な書類と準備物

具体的に見ていきましょう。

査定から買取までにかかる時間

買取方法査定時間買取完了まで備考
店頭買取15〜30分最短即日査定完了後、即時買取が可能です
出張買取30〜60分最短即日当日中に現金での支払いが可能です
WEB査定24時間以内3〜7日写真による簡易査定後、宅配買取へ移行
宅配買取1〜2営業日4〜10日楽器到着後の査定となります

店頭買取や出張買取の場合、混雑状況にもよりますが、基本的に当日中に査定から買取手続き、代金のお支払いまでが完了します。

宅配買取の場合は、商品到着後1〜3日以内に査定を行い、お客様の同意を得てから買取が完了します。お客様の同意から最終的に入金完了するまでにはプラス1〜2日程度かかります。

入金までの流れ

入金までの流れは、選択する買取方法によって異なります。

  • 店舗持込買取: 簡易査定後、店舗に直接持参→その場で査定・契約・支払い
  • 出張買取: 簡易査定後、訪問日程調整→自宅で査定・契約→現金払いまたは振込
  • 宅配買取: 簡易査定後、梱包・発送→業者で査定→査定額連絡→承諾後に契約・振込

オーボエ買取では、まずWebやLINEでの簡易査定で大まかな価格を知り、その後実物での査定に進みます。

買取方法はそれぞれ特徴があり、店舗持込みなら即日完結、出張買取は自宅で全手続きが完了、宅配買取は発送から入金まで数日かかります。

業者選びの際は、希望する買取方法に対応しているか事前に確認しておくと安心です。時間の制約や手続きの手軽さなど、ご自身の優先事項に合わせて選択しましょう。

買取に必要な書類と準備物

オーボエの買取時には、以下の書類や準備物が必要です。

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
  • 楽器本体と付属品
  • 保証書や購入証明書(あれば)
  • 振込先の口座情報(宅配買取の場合)

オーボエなどの楽器を売却する際は、運転免許証やパスポートなどの公的な身分証明書の提示が必要です。他にも、楽器の購入時の保証書や証明書があれば査定額のアップにつながることもあります。

特に高額な取引となる場合は、実印や印鑑証明が求められるケースがありますので、事前に用意しておくと取引がスムーズです。

代理で楽器を持ち込む場合は委任状が必要となり、18歳未満の方が売却する際には親権者の同意書が不可欠です。

トラブルなく手続きを進めるため、必要な書類について買取業者に事前確認しておきましょう。

オーボエを売るなら服部管楽器にご相談ください

オーボエは繊細な楽器であり、日常的なメンテナンスが査定額に大きく影響します。

買取に出す前は自身でもケアを行い、不具合がある場合は修理に出しておくと査定額アップが期待できます。

また、買取業者の中には自社で修理を行っているところもあり、修理コストを抑えられるため高価買取が見込めます。複数の買取業者の中から、最適な条件で買取してもらうためには、2〜3社に査定を依頼し、自身のニーズに合ったサービスを選ぶようにしましょう。

服部管楽器ではWebやLINEで気軽に査定を行っています。

オーボエ買取をご検討中の方は、ぜひ服部管楽器にご相談ください。

オーボエの買取なら服部管楽器へ


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